
海水やかん水などの非淡水が浅いタンクに供給されます。
タンク内部には、現地で入手できる細かな砂などの分散層が敷かれており、水の表面積を大きくして蒸発を安定させます。
タンク上部は、たとえば濃い色の金属板など熱伝導性の高い蓋で覆われ、その蓋には複数の貫通開口部が設けられています。
太陽光により蓋とその直下の薄い水膜が温められ、水が蒸発して水蒸気が開口部から上方へ流れ込みます。
各開口部の上には、中空構造の凝縮用カバー(ドーム状のカップ)が固定されています。カバーの下部中央にはタンクと連通する開口があり、内周の下部には環状の集水溝が形成されています。水蒸気はカバー内部に入り、比較的温度の低い内面に触れて凝縮し、しずくとなって集水溝へ流れ落ちます。
集水溝に集まった凝縮水は、細い排水管を通じて外部の淡水タンクに導かれます。
一方、タンク内に残った濃縮水は、特許明細書で説明されているように、フィルター付きの排出口から排出され、砂層やタンクを洗浄したうえで再利用できます。
この特許出願では、
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